塾生OB・OGの声

張田佳生 (東大文Ⅰ) 

日高先生には、ラ・サール高校の先輩後輩というご縁から、長期休みやコロナ休校の帰省の際に大変お世話になりました。特に、先生の作られた「ブラック」と呼ばれる辞書のような数学の教材は、苦手分野の演習を行うのに便利なだけでなく、あらゆる難易度の問題を収録しているため、基礎から応用まで数学力を鍛えるのにその時々に適切な難易度の問題を供給することでが出来る最高の教材でした。
鹿児島に帰ってからも、大先輩の手書きの文字でビッシリと埋まったブラックを、僕はもちろん他のラ・サール生たちも愛用し、ブラックをうまく駆使できた友人は皆現役で合格しました。数学が苦手な人が得意になるためには、得意な人の言うことをコンスタントにこなしていく必要があります。数学で伸び悩んでいる人は、ブラックそして日高先生を信じてコツコツ毎日問題に取り組みましょう。学問は人一倍努力すれば必ず結果はついてきます。
最後に何十期も離れた後輩を丁寧に指導してくださった日高先生、本当にありがとうございました。僕もこれから先生と同じラサーリアンとしてラ・サールスピリッツを受け継いでいきます。そして、来年以降も日高ゼミから多くの合格者が出ることを心からお祈り申し上げます。

 

M.K (自治医) 

私は半年しか日高塾に通っていなかったけれど、この塾で学んだことで、自治医科大に合格することができたと考えている。本当に感謝している。塾で使用する教材は先生が何十年もかけて精錬した、多くの人が気づかないけれど、隠れて類稀な肝心要の問題ばかり集められたもので、手書きの素晴らしい参考書だ。作成した本人に質問することが出来て、時期に合わせて、やるべき問題を選び出して解くのだから、最高の環境だ。
受験の心構えとして、問題の暗記、「数学は暗記じゃ」と先生は、よくおっしゃっていた。肝心要の問題を特に押さえること、捨てる問題は潔く捨てる。それを見極める重要性を学んだ。
入試本番でも、問題ができず焦った時、まあ、どうにかなるじゃろう、という先生の言葉を思い出し、冷静さを取り戻せた。意思あるところに道はある。焦るな、人生は長い。先生の口癖だ。先生はのんびりしているなぁと思うことも多少あったが、どっしり構える姿勢が、数学を解く時、受験を突破する時、大事であることを学んだ。日高先生にはお世話になりました。ありがとうございました。 

 

川原 寛之(金大附属小・中・高→金沢大学医学類[一般枠推薦]→医師)

僕が入塾したのは高2の冬。数学への苦手意識がぬぐえず、成績も伸び悩んでいたときのことでした。入って、まずわかったのは自分に全く解法のストックが足りていなかったということ。日高先生に実力をつけるには、まず暗記であることを教えられ、「努力に勝る天才は無し」との言葉をいただきました。その言葉を胸に、先生の元で問題の解き方、特に解法の気付き方を徹底的にインプットしていきました。効果が現れるのには時間がかかりましたが、徐々に、しかし確実に自力で解ける問題が増えていき、それが自信やモチベーションにつながり、好循環を生んだように思います。

こうして僕の成績を改造した日高先生の授業は、オリジナルテキスト「Black」や数学雑誌「大学への数学」を使った問題演習と解説を基本としています。その中で生まれる生徒からのフィードバックを通じ、先生ご自身も解法を日夜研究され、日々進化を遂げています。こうして長年培われてきた日高流のメソッドが生徒の実力を最も効率的に伸ばします。
また少数精鋭でアットホームなところも「ラ・サール会・日高ゼミ」の良さとして挙げられると思います。仲間と競い合い、教え合い、時には共に難問に取り組む日々を過ごし、互いを高め合える環境に身を置くことができました。そんな日々の経験が合格につながったと確信していますし、またそれ以上にこの塾の仲間と共に勉強できたこと、先生と出会えたことを幸せに思います。
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平山 崇(米丸小→金大附属中→金沢泉丘高→高知大学医学部医学科→医師)

僕が日高ゼミに入塾したのは中学3年の春でした。当時の僕は、学校の成績以前に勉強に対するモチベーションが低く学生の本分を疎かにしていました。しかし、日高先生の高度な授業と塾生の志の高さに触れ、自分の勉強に対する姿勢が変わりました。ラ・サール会日高ゼミの特長は「Original Black」というオリジナルテキストを使用した高度な授業と塾生同士の結びつきが強いことが挙げられます。日高先生の授業は斬新で、誰もが数学の面白さを感じることができるはずです。

受験生の皆さん、ラ・サール会日高ゼミでは定期テストや二次試験に関係なくどのような問題にも対応できる数学力が得られるはずです。数学を武器にしたい方はぜひ一度体験してみてください。塾生の皆さん、日高ゼミの授業は他の塾より大変かもしれませんが確実に数学の実力を伸ばしてくれています。日高先生と自分の努力を信じ受験に臨んでください。
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加畑 究(金大付属高→東京大学文I)

中2の春、ひたすら遊んでいた私は、バスケ部の先輩が行っているという情報を聞き、日高ゼミの体験入塾に行った。その日のことを私は今なお鮮明に覚えている。白衣を身にまとった先生がまさに口角泡を飛ばしながら授業を展開し、教室では中学生から高校3年生までがその講義に聞き入っている。当時はまだ椅子がなく、座敷で正座をしながらの聴講だった。1時間半ほどの授業の後、私の靴下はチョークの粉で黄色になっていた。衝撃的だった。塾の雰囲気にどうしようもなく惹かれた。「ここで学ぼう」そう決意した。この日の決断は決して間違ってはいなかった。

日高ゼミは私の数学の力を伸ばしてくれただけでなく、勉強する基本たる心構え、さらには努力を重ねる大切さといったことまで教えてくれた。そして何より、日高ゼミという場は、私に日高先生との出会いを与えてくれた。この一風変わった(はたして一風程度で済むのかは疑問だが)先生は、いつも目を輝かせて、私たち生徒と接する。数学の問題の研究にも日々研鑽を絶やさない。
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向井 寛郎(金大附属中→金大附属高→金沢駅西予備校→北海道大医学部医学科→医師)

私は高1からラ・サール会日高ゼミに通い始めました。もともと数学が好きだった私にとって日高先生の授業はとても興味深いものでした。しかし、高3の夏まで部活動に専念し、勉強を怠ったため、成績は当然悪く、模試の判定は軒並みE判定でした。それでも日高先生を信じ、勉強してきたことで数学の基礎が完成され、秋から冬にかけて成績が大きく伸びました。また浪人時には数学にかける時間を理科にあてることができました。ラ・サール会日高ゼミで教わった受験数学の方法論のおかげで他の受験生との差を大きく広げることができたと思います。その証拠に私はセンター試験でボーダーラインより20点も下だったのを二次試験で逆転できました。

ラ・サール会日高ゼミの最大の利点はアットホームなところだと思います。しかし家と違いライバルたちと共に勉強することで、だれることなく受験勉強に打ち込めたと思います。日高先生と生徒の間の親子、また指定のような関係はラ・サール会日高ゼミの大きな特長であり、強みであると確信しています。
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村田 崇(金沢泉丘高→東京大学文I→総務省)

勉強の第一はなんと言っても基礎力の養成です。試験場でどんな珍奇な問題に出会っても動揺することのないようにするには、あらゆる分野にわたりこの力を習得することが必要です。そしてこれを土台に入試で狙われるポイントをついた勉強をする。これが受験のコツと言ってよいでしょう。

ラ・サール会・日高ゼミでは、まさにこの方針が貫かれていました。英語では単語・熟語の鍛錬を常に行いながら長文読解の演習がなされ、しかもセンター試験を意識した工夫もありました。数学では全範囲にわたり基礎から応用までを数多くの問題が収録されたオリジナル・テキストによる講義が行われました。これらを通して塾生は基礎から応用へと次第に学力を身につけるのみならず、「これだけやった」という自信をもって入試に望むことができるのです。塾生が優秀な成績をあげる源泉はまさにここにあると言って過言ではないでしょう。
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